2016年2月24日水曜日

ANAのハワイ線A-380就航について考える

いろいろとニュースになっているようです。
少し考えてみました。

ニュースによると
ここ23年の間に羽田←→ホノルル線に就航する。
購入機数は3機。

といったところでしょうか。
ほかのサイトでも書かれていますが、
・機体価格が高い
・エアバスのメンテナンス体制を整えるのが大変
・パイロットの確保も大変
というところでしょうか。

確かに、上記の件についてはその通りと思います。

でも、ANAが就航を決めたのにはそれ以上のメリットがあるからであり、
一つは枠の問題ではないかと考えています。


航空会社がお客さんを運ぶのにはいろいろな枠の制約があります。
まずは需要。そして、宿泊容量。また機材の大きさというものありますよね。

ニュースで言われていたのは機材の大きさです。
つまり、需要に比べて大きすぎるのではないかと。
対して会社は十分と反論をしています。


でも、もう一つ制約となる枠があるのをみなさん忘れているようでして…
その律速(そこの枠の制約により、すべてが決まってしまうところ)ですが、
羽田空港の枠です。

数日後にアメリカと羽田空港の昼間直行便の取り決めができたと
ニュースでありましたが、このニュースは逆に深夜の枠が減ることとイコールです。
つまり、今3社運航の羽田ーホノルル便の枠が減る可能性があるということです。
で、その枠の一つをANAが持っている訳ですが、その枠は増やしたくても増やせない。
であれば、その枠を最大限に利用するためにA380を導入し、
一日の運航人数の最大化を図る。
といったところでしょうか。

そりゃあ2枠あればB787でも2機飛ばせばよいのでしょうが、
いかんせん枠がないと。
それが一番の問題ではないかと思うわけです。

まあ、ハワイに行ける席数が増えてくれれば、
ハワイ好き家族としてはそれで充分なんですがね。

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